事業目的

日本の研究を世界の最先端へ。

蓄積したデータで研究を加速

SOCIETY5.0やSDGsの実現、希少資源代替・循環技術の革新による資源の海外依存を解消するため、今世紀において我が国は調和のとれた科学技術革新を一層推進する必要があります。革新的な新機能物質材料を創製し早期の社会実装を達成しなければなりません。我が国の科学研究力を研究論文数の視点で見ると、2000年代前半をピークに横ばいとなっており、これは大学院生をはじめとする研究者人口の減少が一要因でしょう。このような現況下において高い研究成果を挙げるにはニューノーマルな研究環境の構築が必要です。マテリアル先端リサーチインフラ事業では、分子科学研究所は7つの重要技術領域のうち「マテリアルの高度循環のための技術」領域を担い、ハブ・スポーク機関が有する種々の先端機器の共用を通じて、代替材料や再生材料由来の物質合成、材料削減に資する触媒反応の可視化などマテリアル循環に関わる支援をするとともに、創出されたデータを効率よく収集・蓄積・構造化し、その利活用を図ることで、サステイナブルなマテリアルのデータ駆動型研究開発に貢献します。

これまでナノテクノロジープラットフォーム事業(平成24年度~令和3年度)などの下で構築してきた基盤研究インフラ(最先端機器共用と高度専門技術支援)とものづくり支援の経験を活かし、分子科学研究所機器センター等の先端機器共用を継続的に実施し、計算科学研究センターとの連携を通して機器共用から創出されたマテリアルデータを収集し利活用を行います。

令和4年4月1日
マテリアル先端リサーチインフラ事業
スポーク機関責任者
横山 利彦