分光
設置場所:山手4号館101
円二色性分散(設備ID:MS-230)
メーカー | JASCO |
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型式 | J-1500 |
導入年度 | 2020年度 |
円二色性分散計は光学活性分子の立体構造(相対〜絶対配置、立体配座、生体高分子の高次構造)を解析する手段として利用される。分光器から出た光は偏光子で直線偏光にされ、円偏光変調器で左右円偏光が交互に作られ試料を通過する。この時、試料が光学活性物質であると円偏光の不等吸収が起こり(この現象を円二色性またはCD と呼ぶ)、その左右円偏光の差吸光度⊿A(通常は楕円率θで表される)が観測される。楕円率とは直線偏光を光学活性物質の吸収波長で通過させると楕円偏光になるが、その楕円の短軸長軸の正接角θをもって定義され、⊿A が小さいとθ=33×⊿A が成り立つ。 CD 測定でのフルスケールはθ表示(単位mdeg)である。 特徴 以下の付属品を所有している。 ・ペルチェ式恒温装置 ・温度コントローラー ・タンパク質二次構造解析プログラム ・熱変性解析プログラム ・粉体CD測定ユニット
主な仕様 | |
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光源 | 450 W Xeランプ水冷方式および20Wハロゲンランプ |
検出器 | ヘッドオン型PMT検出器およびInGaAs検出器 |
変調器 | 温調付ピエゾエラスティックモデュレータ |
測定波長範囲 | 163〜1600 nm (通常 190~950 nm) |
波長正確さ | 163〜250 nm ±0.1 nm 250〜500 nm ±0.2 nm 500〜800 nm ±0.5 nm 800〜1200 nm ±1.5 nm 1200〜1600nm ±2.0 nm |
バンド幅 | 0.01〜16 nm |
スリット幅 | 1〜4000 µm |
レスポンス | 0.1 msec〜30 sec |
走査速度 | 1〜10000 nm/min |
フルスケール | ±8000 mdeg |
縦軸分解能 | 0.00001 mdeg |
RMSノイズ | 185 nm 0.003 mdeg 200 nm 0.007 mdeg 500 nm 0.007 mdeg |
ベースライン 安定性 | 0.02 mdeg/hr |
UV測定 | シングルビーム測定 測光レンジ 0〜5 Abs 測光正確さ ±0.01 Abs) |
特徴 | シングルビーム測定 測光レンジ 0〜5 Abs 測光正確さ ±0.01 Abs) |
支援形態/料金 | |||
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大学官公庁 | 協力研究 | なし | 成果公開 |
施設利用 | 無料 | ||
技術代行 | なし | ||
民間 | 施設利用 | 2,200円/時間 | |
技術代行 | なし | ||
所内 | 施設利用 | 無料 | |
民間 | 施設利用 | 4,300円/時間 | 成果非公開 |
技術代行 | なし |
■担当
横山利彦センター長
売市幹大技術員 [ uruichi@ims.ac.jp ]
0564-59-5516(売市)山手地区
売市幹大技術員 [ uruichi@ims.ac.jp ]
0564-59-5516(売市)山手地区