X線

設置場所:南実験棟 SB04

単結晶X線回折(微小結晶用)(設備ID:MS-207)

メーカーRigaku
型式HyPix-AFC
導入年度平成29年度

・高輝度X線 光学系にコンフォーカルミラーを用いており、CCD-1、-2に比べ、約10倍の高輝度X線ビームが得られ、測定が難しかった微小結晶でも測定が可能。ビーム径はφ0.1〜0.2mmで、コリメータはバックグラウンド低減のためビーム径よりやや大きめの0.3mmのものが取り付けてある。                 ・低温測定 ガス吹き付け型の冷却装置で、到達温度は、N2ガスモードで100K、Heガスモードで24K(実測)。到達時間は、N2で240分、Heで150分かかる。運転モードの切り替えは、HeからN2には迅速に切り替え可能だが、N2からHeの場合は、冷凍機を一旦室温に戻す必要がある。

sp_img029_03 (1)
主な仕様
X-rayRotating anode(Mo、50 kV、16 mA、0.8 kW)
+ confocal mirror
+ colimeter(φ0.3 mm)
DetectorHyPix6000
●detecting area: 77 x 80 mm
●pixel size: 100 x 100 µm2
●dynamic range: 1 x 106 cps/pixel
●reading time: 1 msec
TemperatureXR-HR10K(Japan Thermal Engeneering Co.,Ltd.)
●cooling method: cold gus blow type, cold gas stream cooled using refrigirator.
●cold gas: N2(from PSA) or He(from gas bombe) selectable
●temperature range: 100〜RT(N2)、24〜100 K(He)
●gas consumption: [He] 15 L/min(1 gas bombe (7m3) / 8 hours.)
SoftwareCrystal Clear、CrystalStructure、CrysAlis
支援形態/料金
大学官公庁
協力研究なし成果公開
施設利用無料
技術代行なし
民間
施設利用 26,400円/日+寒剤 37,400円/日(ヘリウム)
技術代行なし
所内施設利用寒剤費実費
民間施設利用52,700円/日+寒剤 74,700円/日(ヘリウム)成果非公開
技術代行なし
■ 利用するには、放射線業務従事者登録が必要となります。

■担当

横山利彦センター長
岡野芳則技術員[ okano@ims.ac.jp ]
0564-55-7423(岡野)
戻る